出生前診断とは?

出生前診断とは?

近年、日本を含め、欧米諸国では出産の高齢化が進行しています*。

高齢出産の場合、通常2本の染色体が1本や3本になる染色体異常(染色体数的異常)が発生する頻度が高くなります。 染色体にこのような数的異常がある場合、胎児の器官形成不全などの合併症を誘発する場合があります。


先天性異常が疑われる妊娠に対し、出産前に行う検査および診断

出生前診断とは、胎児が遺伝性の病気の可能性がある場合に、妊娠中に行われる検査・診断です。

「妊娠前半期に行なわれる出生前診断は、胎児が重篤な遺伝性疾患などに罹患している可能性があり、何らかの手法により精度の高い診断情報が得られる場合に、考慮される。その手法には羊水,絨毛,胎児試料などを用いた細胞遺伝学的,遺伝生化学的,分子遺伝学的,病理学的な解析法の他、胎児を対象とした機器診断がある。」

(日本人類遺伝学会より)

*日本の出生数は、厚生労働省 人口動態統計「母の年齢(5歳階級)・出生順位別にみた出生数」より集計した。
各国の母体年齢別出産割合は、下記資料より算出した。
国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集」(2009年版)
The State of the World’s Children 2009, United Nations Statistics Division
National Center for Health Statistics, National Vital Statistics Reports, vol. 56, no. 6, Dec. 5, 2007.

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